代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
夏場になると気になるのが食中毒。つい最近もチェーン店の集団食中毒のニュースが流れたり…心配ですよね。
食中毒が一番多く発生しやすい月は6月~9月。特に細菌が発生しやすいと言われる気温の月は、6月と9月です。
この時期の食中毒の代表的なものは腸管出血性大腸菌O-157、カンピロバクター、サルモネラ菌。これらはだいたい20℃くらいで繁殖が始まり、体温ぐらいの温度になると猛スピードで増殖します。
近年、家庭の中でも食中毒が発生するケースが多くなってきているとか。今回は家庭で出来る食中毒対策の“基本”のポイントをお伝えします。
生鮮食品をすぐに冷蔵庫に入れることは基本ですが、ここでもう1つポイント。
お肉やお魚を買ってきたときに、汁がでていることはありませんか?
これをドリップといいます。ドリップが出ていなくても、パッケージを覆っているラップにドリップが付着し、そこから菌が繁殖することがあります。
冷蔵庫に入れる際は、下にバットなどの受け皿をしてから入れると他の食材や冷蔵庫内で雑菌が繁殖するのを防ぐことができます。また、購入する際になるべくドリップの出ていないものを選ぶのもポイントです。
これは、いつの季節でも基本中の基本ですね。
手に傷があった場合、絆創膏には「黄色ブドウ球菌」が繁殖している場合があります。黄色ブドウ球菌は化膿した場所で繁殖しやすく、ピアスの穴なども要注意です。
菌そのものは熱に弱いのですが、繁殖し毒素化した後は100℃で30分の加熱でも死滅しないというやっかいな菌です。
見落としがちだけど、意外に危険なのが「おにぎり」! お弁当に入れる場合にはぜひラップを使って。
また、肉などを触った手で周りのものを触らないように心がけましょう。ハンバーグなどを触った手で、手を洗うために蛇口を触ること、ありませんか?
手をきちんと洗ったあとは、蛇口も洗うのを忘れずに!
まな板の上に買ってきたものパッケージなどを乗せていませんか?
豆腐などを切るとき、パッケージごと置いてしまいがち。まな板の上には清潔な食材だけをおくようにしましょう。これだけでも危険はグンと減らせます。
また、肉や魚を切った後のまな板で、加熱後や生で食べるものを切るのは絶対にやめましょう。できれば肉魚用のまな板と、生食用のまな板を分けるのが理想的。
洗うだけでは心配なものは、熱湯とかけるなどするとより確実に菌が減らせます。
以上が、おうちで出来る食中毒対策3つのポイント。
料理の際には十分に加熱するのが基本。熱いものはしっかりと中まで火を通し、冷たいものはしっかり冷やしておくことが食品を腐らせないポイントです。
家族で食中毒になったら大変! 当たり前のことですが、上記の3点を注意するだけで、リスクはグンと下がります。
蒸し蒸しする梅雨の時期、安心、安全なお料理ライフを送りましょう。