代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
ママの真似をしたいお年頃の子どもたちに大人気のおもちゃのひとつが、「キッチントイ」。
我が家も娘の2歳のお誕生日にプレゼントしましたが、購入に際していろいろ調べてみると、「おままごと」の域を超えたイマドキのキッチントイのクオリティにビックリ!
そのうえ価格や種類も様々なため選択肢も多く、どれも魅力的で迷ってしまいます。そこで、いろいろとリサーチしたキッチントイのおすすめ&最新事情をご紹介します。
まず一番に用意してあげたいのが、本格的におままごとを楽しむための、キッチン台。これひとつあるだけで、ぐっとお料理をしている感に浸れること受け合いです。
ということで、さっそく大型玩具店のキッチントイコーナーを見てみると、大きく「木製」と「プラスチック製」に分かれて販売されていました。主流はこの2種と判明。実際に遊べる店舗へ出向いたり、友人宅にあるものを遊ばせてもらって感じたのは……
木製の特徴は、第一に重みがあり、扉を開け閉めする手ごたえがあって楽しそう。また、重みのおかげで、多少のことでは倒れにくいなと思いました。ちょっと力の強い子が勢いよく扉をしめてもぐらつきません。
それと、大人目線で見ると相対的にデザインがシンプルで、室内に置いても統一感が出そうなところもプラスポイントでした。
プラスチック製のいいところは、何といってもその軽さ。大人の手でもヒョイと移動できるので、お掃除や模様替えをする際に便利そうです。素材の加工しやすさのせいか、棚やギミックが木製に比べて多い印象でした。
また、キャラクターものが多いので、お気に入りのキャラクターがいる子にはなおさらうれしいかもしれません。
価格が手ごろなのも魅力のひとつ。鍋やら野菜やら、小道具となるおもちゃにもお金がかかるので、ここで抑えておくのも妙案です。
…と、あれやこれやと悩んだ末、我が家は価格面とデザイン面から IKEAの木製キッチン に決定。
組み立てに2日を要し、持ち上げるのに大人2人の力が必要でしたが、娘は大感激! ひとつだけ難点をいえば、食器棚の扉の取手の位置が戸の開き方に対して垂直なところでしょうか。ただ、当の本人は気にしていないので杞憂ともいえますが……。
安全面でも、背面にストッパーがあるので、壁に取り付ければ地震や力の強い子が押しても大丈夫。
ついでに、調理器具もIKEAのもので揃えてしまいました。キッチンに付属されたフックにそれぞれひっかけられるので、お片づけもしやすそうです。
子どもの想像力に任せてエア調理もいいですが、やはり包丁を使うところからお料理気分を楽しんでほしいところ。
包丁で切るタイプのものがお気に入りなので、我が家でもそれを用意することにしました。が、こちらも木製とプラ製の二大勢力の様相。そして実際に使ってみると、それぞれの特徴が見えてきました。
木製のもので有名どころは、ウッディプッディやボーネルンドなど。
メリットとして挙げられるのは、一番に木のぬくもりです。最も手に取って遊ぶおもちゃなので、指先に素材感が伝わるのはいい刺激になるのではと期待できます。また、重みがあるので、包丁で切るときに安定していて切り分けやすいようです。
一方、デメリットとなるのは、あまり種類がなく、ばら売りが少ない点。そのため、数を揃えるとなると高価になりがちです。また、子どもが癇癪を起したときに、持ちやすいだけに投げてしまうことも……。ぶつかったらと思うとちょっとヒヤヒヤものです。
プラ製の良い点は、種類の豊富さと価格の安さ。ワンセットのものを見ても、3000円でわんさか入っています。また、ばら売りもよく見かけるので、買い足しやすいのもいいですね。
しかし、意外と盲点だったのは、軽すぎて力を入れると飛んでいってしまう点。2歳くらいの子どもは、まだ手を添えるということに目が向かないせいか、包丁を握った手だけで切りがちです。そうすると力任せにやった際に、ニンジンがスポーン!! と明後日の方向に飛んで行ってしまう場合があります。周りにお友達がいる際にはいつも以上に気をつけないといけません。
以上を踏まえて、我が家では、結局100均(セリア)で10種類ほど揃えるに至りました。おもちゃ屋さんでセット販売されているものは内容量が多いのですが、今度は片付けるのが大変そう……。そして全部さばききるまでに飽きるだろうと見越して、足りなければ買い足そう、ということにしました。
ただ、先の短所でも紹介したように100均の包丁だとペラペラでうまく切れずに危ないので、お道具(特に包丁)は、木製か厚みのあるものを別途購入することをオススメします。
バラバラになった素材たちのお片付けは相応に大変ですが、カラフルな食材を前に、メキメキと語彙が増えたのはうれしい発見でした。スーパーなどでのお買い物の際、自分の知っている野菜を見つけるや、自慢げに話す娘。おままごとの成果がこんなところでも現れるんですね。
基本的なものを揃えたところで満足……と思いきや、奥が深いキッチントイの世界。ほかにもまだまだあるんです。
最寄りの児童館でもおままごとコーナーがあるのですが、そこでの様子を見ていると、子どもたちに絶大な人気だったのがキッチン家電。トイローヤル社の パーティークイーンシリーズ のものでした。中でも、電子レンジのターンテーブルが回る動作と「チーン!」という音は、あまりのリアルさに大人もつい見入ってしまうほど。当の子どもたちはというと、男の子も女の子も一緒になって肩を並べて窓を覗き込んでいたのが印象的でした。
パーティークイーンシリーズは、POPな色合いのデザインなうえ、ラインナップが広いうえに小物との統一感が出るので、ラインで揃えたいなら、このブランドもオススメ。特に家電のギミックが細かいので、買い足しにもよさそうです。
「おままごと」と言うと女の子の遊びと思われがちですが、意外とお料理遊びを楽しむ男の子も多いんです。ママの様子をしっかり見ているんでしょうね。
将来、親子お料理教室に参加したりすることを考えているなら、おままごとの段階でお料理との距離をぐっと縮めておくのも妙案かと思います。小さなコックさんのお料理の数々、お客さんも存分に楽しんでくださいね!