代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
今年はじめに出産した私。昨年の夏はちょうどつわりの時期でした。暑さには強い私ですが、体管理調や体温の調整が上手にできなくなっているうえに暑いと、つわりで体調が悪いのか暑さにやられているのか、なにがなんだかわからなくなったことを覚えています。
「これくらいならだいじょうぶ」「たまにはいいよね」と思ってとった行動がきっかけで、惨事を招いたこともしばしば。そんな私の失敗談を交えて、猛暑の真夏を少しでも快適に乗りきるコツをお届けします。
なによりもまず、外出するときは必ず冷たい飲み物を持ち歩くこと。
「今日はつわりがひどいな…」と思ってがまんしていたら、実は熱中症になっているかもしれません。とにかくまめに水分補給することで、熱中症や脱水症のリスクを減らしましょう。私はステンレスボトルに麦茶を入れて持ち歩いていました。ただの麦茶ですが「ちょっとつらいときは、このドリンクで元気になれる!」と暗示もかけつつ。もはや“お守り”として、精神的にもかなり助けられました。
つわり中は、オレンジジュースやリンゴジュース、飲むヨーグルトなどもよく飲んでいましたが、ステンレスボトルににおいが移るので、水かお茶類がおすすめです。
また、日の高い時間帯は直射日光を浴びないように、日傘をさすのがベター。本当は日中の外出は避けたいところですが、私は仕事を続けていたため昼間の外出は避けられず……。
ある猛暑の日、日よけのないところでバスを5分待っていただけでフラフラになったことがあります。日陰に座り込んで、魔法の麦茶を飲みながら休んだら少し回復しましたが、気持ち悪さとめまいのような感覚がおそって、救急車が頭をよぎったほどでした。真っ昼間の直射日光は少しの時間でも危ないと心得てください。
次に食事について。つわり中でほとんど食べ物を受けつけないなかでも、ムリをして食べて2度食後に動けなくなったことがあります。
1度目はオムライスとフライのセットを食べたとき、2度目は回転寿司を食べたとき。どうしても食べたくて、食べてしまったのですが……つわりの時期は特に「食べたいもの」と「実際に食べられるもの」に相違があるものです。
フライセット、寿司ともに食べられた量も少しでしたが、どちらも店を出たあとすぐに外でしゃがみ込んで吐き戻してしまいました。その日の体調、妊娠の時期、個人差もありますが、夏場は生ものと脂っこいものは避けた方がよいかもしれません。特に生ものは食中毒も心配です。
そんななか、夏のごはんでもっとも助けられたのがカレーです。“カレーは飲み物”とはいったもので、食べやすさピカイチ。栄養もあるのでGOOD。カレーなしでは夏を乗り切れなかったと思うほどの神食品です。ただし、自宅で作る場合は、足が早いメニューなので、冷蔵庫で保存するようにしましょう。
また、どうしても食べる気力がないときに重宝したのがカットフルーツ。スーパーでパイナップルやメロンのカットフルーツを買って、つねに冷蔵庫に入れておきました。まさに、“お守り”でした。
栄養バランスはもちろん大切ですが、妊娠初期〜中期であれば、体力が落ちないように食べられるものを食べることが第一です。私の場合、カレー、ときどきラーメン・フルーツ・冷たいスイーツでした。1品でもいいので「体調が悪くてもこれなら食べられる」という神メニューを探しておくことが夏を乗り切るのに重要だと思います。
最後に服装についてです。妊娠していない時期なら気にならないほどの“締め付け”が、妊娠中は体重の増加に関係なくつらくなります。私は主に下記がダメでした。
●妊婦用ではない普通のブラジャー
●胸の部分がギャザーなっているワンピース
●ウエスト部分がゴムになっていないスカート
ということで、重宝したのはAラインのワンピースとウエスト部分がゆるいゴムになっているロングスカートです。上半身はだいたいノースリーブでしたが、つねにストールを持ち歩いて、室内でははおるようにしていました。
妊娠中は汗もかきやすいので、インナーは吸水性のよい綿素材などにして汗対策も。また、おなかには腹巻きも必須でした。腹巻きは冷えだけでなく、腰痛のサポートになったり気分的な安心感もあたえてくれます。
体温調整はたいへんですが、マタニティー用の服でなくてもほかの季節に比べて着やすい時期でもあります。動きやすい服を基本に、小物で冷えないようにカバーしましょう。
夏は妊婦さんにとって、もっともつらい季節ですよね。梅雨も明け、真夏日が続きますが、“お守り”や“神アイテム”を見つけて、少しでも夏を快適にすごしてくださいね。