代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
博物館や科学館など、見たり体験したりするスポットが大好きな我が家の子どもたち。いろいろ行ったなかでも、ひときわ楽しかったのが、福井県勝山市にある「福井県立恐竜博物館」です。
骨格化石の種類も数も多く、展示方法も工夫が凝らされていることから、世界有数の恐竜博物館として知られています。最近では「獣電戦隊キョウリュウジャー」の撮影場所としても有名になりましたよね。子供たちをいつか連れていってあげたいと思っていたので、旅行を計画して行ってきました。
遠くても行く価値アリ!な見どころと、その楽しみ方をご紹介します。
我が家は東京から車で行きましたが、休憩しながら行くと約半日はかかる距離。と~っても遠いです(笑)。乗り物が好きな親子なら、話題の北陸新幹線を利用して、金沢駅からレンタカー(約1時間30分)という行き方が良いかもしれませんね。
子どもたち用に大量のDVDをレンタルし、オモチャやおやつ、飲み物なども多めに準備! 夜中に出発し、途中SAで仮眠する予定だったので、軽めの布団も用意して行きました。
飽きたり疲れてきたら休憩……を繰り返し、いよいよ福井県突入。「まだ~?」と何度も聞かれてくじけそうになる頃、町のいたる所に恐竜がいるのを発見! 標識まで恐竜になってる! お膝元の勝山市はもちろんのこと、福井県全体が“恐竜推し”なんですね。
また、敷地内に入ると、道路脇の傾斜に恐竜の骨もチラホラ。子どもたちも私も着く前からテンションが上がりまくります。
恐竜博物館は、かつやま恐竜の森(勝山市長尾山総合公園)の中の一施設。ドーム型の美しい建築は、大人も見入ってしまうほど素敵です。入口には、福井県で発見された恐竜「フクイラプトル」がお出迎え。もちろん記念にパチリ。
エントランスホールには、展示室へと降りる33mの長いエスカレーターがあります。入口の3階から地下1階へ一気に下り、恐竜時代へタイプスリップ完了です!
美術館のような化石標本が並ぶ「ダイノストリート」を抜けると、そこは43体もの恐竜の全身骨格が並ぶ「恐竜の世界」ゾーン。特に子どもが飛びついたのは、福井の恐竜博物館と言えばコレ!という、動くティラノサウルスです。とても大きく、動きもリアルで、吠える姿は迫力満点!! 長男はじーっと見入り、次男はビビりながらも少しずつ距離をつめ、三男は目をまんまるくしていました。親も「キョウリュウジャーのメンバーが踊っていたところだ~♡」とミーハー心に火がつきました(笑)。
その他にも、対面スクリーンに恐竜が飛び交うダイノシアター、恐竜の暮らしぶりが詳細に再現されたジオラマなど、見どころがたくさん。もちろん、複製だけでなく、本物の骨もいくつかあります。
さらに、2階「生命の歴史」ゾーンでは、恐竜だけではなく、マンモスなどの哺乳類たちの復元模型や中生代の海の生き物など、地球上で生命が誕生してからの歴史も見られます。
また、参加体験型の展示がされた「ダイノラボ」という部屋では、化石に直接触れることができたり、化石にまつわるクイズボックスがあったり。顕微鏡で三葉虫の複眼や琥珀の中の昆虫などを拡大して見ることもでき、虫好きの次男が目を輝かせていました。
展示は地下階→1階→2階と上がりながら見て行くのですが、スロープやエレベーターがあるので、ベビーカーでの鑑賞もOK。オムツ交換台も完備され、子連れに優しいつくりでした。
また、ダイノライブラリーという恐竜に関する図書室には、図鑑や絵本の展示が。モニターで恐竜の映像も流れていますし、折り紙があって恐竜の折り方の説明なんかもあるので、小さい子連れの場合は、ちょっとした休憩にも良さそうです。
そして3階は、レストランとミュージアムショップ。
食事処は一つしかなく、土日祝日は混むようなのですが、私たちが立ち寄ったのは午後だったので、そこまでの混雑はありませんでした。こちらも、恐竜をかたどったランチプレートや恐竜の足あとのハンバーガーなど、キッズメニューが充実! ちょうどティータイムだったので、「ティラノパフェ」と「恐竜アイスココア」をいただきました。
ミュージアムショップ「DINO STORE」には、大人まで自分のお土産を選んでしまいたくなるほど恐竜グッズがたっぷり! 子どもたちは、かなり長い時間をかけて自分のお土産を選んでいました。
博物館から少し離れた勝山市北谷町へ専用バスで行き、恐竜化石を発掘している現場を間近で見学できたり、実際に発掘体験ができるスポット。長男が「化石の発掘がしたい!」と楽しみにしていたのですが、今回残念ながら雨で中止。次回はぜひ参加したい!
恐竜の滑り台や、上に乗れる恐竜オブジェ、山の上から下りてくる長~い滑り台など、アスレチック要素があって子どもたちに大人気。二日目は晴れたので、思う存分ここで遊びました。
恐竜博物館の駐車場を通り過ぎたところに新しくできたアミューズメント施設。30頭を超える実物大の恐竜たちが住んでいます。森の中を歩いて見て回るのですが、鳴いて動く恐竜たちは迫力満点で、ドキドキしながら進みました。私はベビーカーを押しながらだったので、良い運動になったかな(笑)。
ちなみに博物館は県営なので、入館料はお手頃で、駐車場も無料。しかも、第三日曜日は常設展が無料なんだそう。遊んで学べる恐竜旅行、ぜひおすすめです!