代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
出産を終え、産院を退院すると昼夜なくおっぱいやミルクをあげておむつを替えて……準備万端でのぞんでも、息つく間もなくときが過ぎる新生児期。
そんなバタバタした生後間もなくのイベントが『お七夜』。わが家では特別なお祝いなどはせず、命名紙だけつくることに。
産後直後のてんやわんやのさなかでしたが、このときに命名紙をきちんとつくってよかったなぁと今では思っています。最近では、形式にはこだわらずオリジナルのやり方で命名紙を作成するご家庭も多いよう。プレママのみなさんの参考になればと思います。
命名紙って、誰が書くもの? 主に3パターンあります。
①身内に書いてもらう(昔は生まれた子の父方の祖父に書いてもらうのが正式だったそう)
②自分、またはパパが書く
③プロに注文して書いてもらう
わが家では、自分で書けば思い出深くなるかな〜と軽い気持ちで、②の私(ママ)が書くことに決めました。
デパートやネットショップでは、プロに注文することができます。シンプルな色紙に書いてもらうほか、掛け軸タイプや写真立てタイプ、ディズニーなどのデザインが入った命名紙もあったり。
書体もさまざま選べて、足形や手形、赤ちゃんの写真、生まれたときの身長・体重、赤ちゃんへのメッセージなどを入れられるものも。金額も1000円前後から10000円前後まで幅広いです。
今どきの命名紙はとにかく多種多様なので、プロに注文する場合は赤ちゃんが生まれる前にどんな命名紙にしたいかの見当をつけておいた方がいいかも。私のまわりでは場所を選ばず飾りやすい、写真立てタイプが人気でした。
さて、自分で書くことに決めたわが家ですが、シンプルに、色紙に書いて額に飾ることにしました。
そこで思いついたひと工夫は、子どもの足形もスタンプすること!
足形は生後0か月のものだけでなく、節目に足していけるよう色紙に空白をつくることに。色紙は予備を含め10枚セットのものを、額は私とパパの実家にプレゼントするために3000円前後のものを2種類、それと手形足形専用のスタンプを1000円前後で、それぞれインターネットで購入。
そして、書く材料も持ち合わせていなかったので、毛筆用の筆、半紙、墨汁をアマゾンで合わせて3000円弱で買いました。材料の買い出しは少し手間ですが、インターネットで簡単に買えるものばかり。
本番前は半紙に30〜40回練習しました。産後に練習をする余裕などないと思いきや、意外にもちょっとした気分転換になりました。出産を振り返ったり、名前に込めたい思いを再確認したり、なにより赤ちゃんのためになにかをしている時間は充実感があるものです。
命名紙の書き方は「命名 ●●(←子どもの名前)」「平成●●年●月●日生」の文字を入れる場合がほとんどで、加えて名前にふりがなをふったり、両親の名前を入れたりするパターンもあるよう。わが家では足形を押す空間をつくるため、子の名前と日付のみを書きました。
こうしてつくった命名紙は、後日両家での食事会で両親にプレゼント。どちらの実家に帰ってもリビングに飾られています。現在息子は1歳2か月になりますが、生後6か月と1歳のときには足形を追加しました。足形は少しずつ大きくなり、色紙もどんどんにぎやかになり、見ているとうれしくなります。
昔は、ご神事として、赤ちゃんが誕生してから7日後の夜に『命名式』なる宴が行われていたそう。子どもの誕生に感謝をし、無病息災を祈願する大切な式だったとのこと。現在では近所や身内を大勢招いて大宴会をするとまではいきませんが、その分思いのこもった命名紙をつくって子どもの健やかな成長を祈りたいですね。