代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
外国人観光客が多い街に住んでいることもありますが、海外ブランドのコンパクトストローラーを押しているママを近ごろ頻繁に見かけます。
大きなエアタイヤ&がっしりとした車体ではなく、日本製のA型ベビーカーより少し小ぶり。そんな海外ブランドのベビーカーについて今回はレポート。実際に野外で使ってみて感じた使用感をお届けしたいと思います。
インポートらしいちょっぴり高級な雰囲気と安定性、駅の改札も通れるコンパクト感を兼ねそろえたベビーカーなので、2台目を考えているママはもちろん、初めてのベビーカーを買う予定のママも必見ですよ〜。これからの旅行シーズンにもピッタリの一台です。
話題の海外コンパクトベビーカー『サイベックス ONYX』編と、合わせてぜひご覧ください♪
イングリッシーナは、1963年創業のイタリア老舗ベビーカーブランドであり、テーブルに設置できるお食事いす『イングリッシーナ ファスト』なども人気のブランド。今回はそんなイングリッシーナから、都市部でも快適に走行できるようにと開発された、コンパクトで軽量な『ジッピーライト』を試乗してみました。
発色のキレイなヴィヴィッドレッドカラーのベビーカーに試乗してくれたのは山口久美子さん、稀衣ちゃん(きいちゃん・10か月)です。“都市部のおでかけに”というキーワードに沿った、充実の機能を紹介します。
車体の発色に太めのフレームの質感など、デザイン&カラーがとってもオシャレ!
カラー展開は、今回試乗した「ヴィヴィッドレッド」のほか、「ゴルフグリーン」「トータルブラック」、唯一のホワイトフレームを使った「オーシャンブルー」、台数限定の淡いベージュカラー「デザートデューン」があります。
混雑した街でもパッと映えるスタイリッシュな見た目は、オシャレ好きのママとパパにはたまらない魅力です。
都市部で活躍できるというからには、なによりサイズ感が気になりますよね。使用時はW49×D80×H102cmということで、車幅がAB型のベビーカーと同じくらい。
わが家で使っているベビーカー(A型)はW51cmですが、駅の自動改札をギリギリ通れる幅です。車体を擦ったり改札にタイヤをぶつけたりしながら通っていますが、2cm狭いジッピーライトならスイスイ通れそう!
混雑した電車やバスやエレベーターに乗る、狭いお店でショッピングする、レストランなどで食事をする……おでかけ時にベビーカーをたたむかもしれない機会は次々とおとずれます。
そのときにサッとたためる機能があれば重宝すること間違いなし!
実は、片手でたためるベビーカーはたくさんありますが、力を込めてハンドルを振り上げなければならなかったり、足でサポートしなければならなかったり。
その点、ジッピーライトは動作がシンプル。ボタンを押しながらハンドルを引っ張るだけのワンアクションで、シュッとコンパクトなボディに早変わりします。これなら子どもを抱きかかえたままたたむことも可能なほどで、しかもたたんだベビーカーは自立するからスゴい!
にぎやかな都市部では人をよけながらベビーカーを押して歩かなければなりません。
海外のベビーカーの場合、コンパクトなタイプだとあまりみかけないワンハンドルハンドル採用なので、片手でも操作しながら走れます。人ごみや狭いところでの走行はママのストレスになりやすいですが、曲がるときもスムーズな押しやすさです。
タイヤは4輪すべてにサスペンションがついたベアリングタイヤ。細かな砂利が敷かれた公園を走ってみましたが、走行性は軽やかです。
スタートの瞬間は少しがたつきを感じるものの、そのぶん小回りがきくことが魅力。軽さを重視すると操作性が悪かったり、走行性や安定感を重視すると大きなベビーカーになってしまったり、ベビーカー選びは本当に難しいものです。
ジッピーライトなら、重量6.9キロと決して軽くはありませんが、軽すぎず重すぎないため、安定感があり操作性もバッチリ。
さらに、右の後輪にはブレーキがついていて一カ所で車体の動きを止められます。これなら、たとえばホームで電車を待っているときや、道で信号待ちをするときなど、少しの時間でもブレーキをかける習慣をつけられそう。ベビーカーを使ううえで「ベビーの安全」は最も大切なので、うれしい機能ですね。
ジッピーライトが新生児から使用できる理由は、車体に安定感があることに加え、リクライニングがフラット近くまで倒れるためです。シートは3段階、フットレストも2段階調整が可能で、座りごこちのよさそうなやわらかな生地です。
ベビーの乗り心地を大きく左右するのは、シートと合わせて大きな幌も◎。UPF+50のキャノピーは、ジッパー開閉式で長さを2段階調整できます。さらに開閉式のサンバイザーがついて、傾いてきた日差しもカバー。幌のハンドル側にはベビーの様子をのぞけるメッシュ素材の通気窓も。
使い勝手のいい機能はまだまだあります。
ドリンクホルダーが標準装備されていたり、専用のレインカバーも付属されています。ショッピングバスケットは横から少し入れにくいもののしっかり容量があります。また、すべてのパーツが取り外して手洗いすることができるので、清潔を保てることもママにはうれしいポイントです。
ベビーカーは、「ベビーの乗りごこちがよさそう」とか「押したかんじがスムーズ」など、おおまかな使用感をみるだけでは実際に使ってみたときに不便を感じることがあります。最近のベビーカーは、かなり機能が充実していますが、商品によってこだわりの部分が少しずつ違うもの。一長一短を見過ごさず、使うシーンなどをよく考えて家族にピッタリ合った機能をセレクトしていきたいですね。