代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
子どもが離乳食を食べる月齢になると、気になるのがお食事用のベビーチェア。子どもが座りやすく、かわいいデザイン&カラーで、お部屋のインテリアに馴染んで、できれば大きくなっても使えるもの……。そんな条件すべてに当てはまり、ママなら誰もが憧れるベビーチェアが、北欧の人気ベビーブランドSTOKKEの「TRIPTRAP=トリップトラップ」!
昨年末、STOKKEの直営店が、青山にオープンしたというのでオープニングイベントにお邪魔してきました。
北欧ならではのスカンジナビアなカラーと、大人になっても使える、まさに一生モノのトリップトラップ。スタイリッシュで高性能な、ストローラー。成長に応じてサイズの変えられるスリーピングベッド。ストッケのアイテムに込められた想いって、どんなもの?
北欧と聞くと「子育てのしやすい国が多く、おしゃれなイメージ」を持つママが多いと思いますが、実際北欧での暮らしってどんなものなのでしょうか。
今回は、STOKKEのコマーシャル ディレクターであるラース・ミーロップ氏にインタビューすることができました!
デンマーク出身であるラース氏は、STOKKEに入社する以前、8年間日本に滞在していたこともあるという親日家。現在はアジアを軸に様々な国に駐在し、14歳・13歳・10歳の男の子を育てるパパでもあります。ラース氏の子育てのなかでSTOKKEは、生活に寄り添うアイテムだったそうです。
ーラースさんは、ご自身の子育てでもストッケを愛用されていたそうですね。
ラース氏「わたしがストッケに入る前から、もちろんストッケの製品は知っていました。北欧では当たり前のブランドで、ストッケのアイテムはたくさん育児のなかにありました。なかでも、トリップトラップはかけがえのない存在。食事をするときはもちろんのこと、ゲームをしたり、宿題をしたり、いろいろなシーンで、こどもたちはいつもトリップトラップに座っています。息子にこの写真は見せないでと言われたのですが…トイレの便座に腰掛け、トリップトラップをテーブルにしてお絵描きしていたことも!(笑)」
ー家族写真の大半に、ストッケのアイテムが写っていますね。いろいろなベビーブランドやアイテムがあるなか、ストッケが優れているという点はどこだと思いますか。
ラース氏「ストッケの製品はすべて“使うことで親子が近くなる設計”になっています。トリップトラップは、親子で同じ食卓を囲むということを目的に作られました。このモットーは、ストッケのストローラーやスリーピー ベッドなどの設計にも反映されています」
ー実際にストッケのアイテムと育児をしてきて、親子のつながりを感じるシーンがたくさんあったのですね。
ラース氏「3人の息子を代わる代わるベッドに乗せて、芝刈りをしたり、料理をしたり。ベッドのなかにいる息子たちのことをよく覚えています。家のなかを移動できて、成長によってサイズが変化するアイテムなので、2台のベッドは大活躍しました。ストローラーも、外出の際には欠かせない、妻のお気に入りでした」
ー以前、ストローラーをつかった実験をしたとか?
ラース氏「別のブランドのストローラーにGoProカメラを搭載して、赤ちゃんの目線からどんな景色が見えるのか撮影したことがあるんです。一般的に広く使われているストローラーの設計では、低く、安定感のない地面を移動する仕様で、その映像は不安なものだった。ストッケのハイシートで安定感のあるストローラーは、赤ちゃんの目線に立って作られているものだと痛感しました」
ー子どものことを深く考えたアイテムであるんですね。
「ストッケのアイテムは、子どもの今だけでなく、“成長”も考えています。小さなときに役立つアイテムであるのはもちろん、成長してからも、その生活に寄り添って生きていきたいという想いがあります」
ー今回、日本最大級の店舗である青山店がオープンしましたが、どんなところを見て欲しいでしょうか。
ラース氏「アドバイザーとなるスタッフは、まず、お母さんにたくさんの質問をすると思います。どんな環境で子育てをしているのか、どんなシーンで使うことが多いのか。ライフスタイルは、それぞれで違いますから」
ーベストなアドバイスをもらえるいうことですね。
ラース氏「親から子に受け継ぐものとして、長く使ってもらえるアイテムを提案しています。お部屋のインテリアや、日本での使い方を提案したり、ストッケを通して、幅広く子育ての話をしていただけると思いますよ」
ー青山店でオススメのアイテムはありますか?
ラース氏「やはり、トリップトラップを見に来られる方が多いのではと思っています。全色見てみたいという要望には応えられるのでは。トリップトラップは、そのカラーリングの豊富さでも人気ですが、シンプルであたたかみのある木目のオークがオススメです。色が変わったり小傷がついたりして、ともに時を刻んでいく“経年”を楽しめると思います」
シンガポールや中国、欧米など、各国で子育てをしてきたラースさん。日本の子育て、とくに父親の育児参加に対する考えも、年々変わってきているのではと語ってくれました。
ラースさんは、「ストッケは自分の育児のなかでも感情移入できるアイテムだった」と言います。北欧の暮らしが美しく芯の通ったものに見えるのは、生活に登場するアイテムが洗練されているから。そして、北欧の品々は、そこに暮らす人の「ストーリー」や「生き方」を尊重するアイテムなんだなぁと感じました。
ぜひ、家族で青山店に遊びに行ってみてはいかがでしょうか?