代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
毎年新作が発表される抱っこひも。機能性がどんどん上がっていくのはわかるけど、何がどう違うの!?とリサーチに苦労しているママさんたちも多いはず。
今回は、エルゴ、ベビービョルン、ミニモンキーの3ブランドから、新作抱っこひも4点で抱きくらべ。5ヶ月ベビーママ(石橋さん)と、1歳4ヶ月ベビーママ(根岸さん)のライターさんたちに、本音トークをしてもらいました♪
前回のエルゴ2作の比較に続き、今回はママたちから絶大な支持を誇るベビーブランド「ベビービョルン」の新作に注目。日本人専用シリーズ「KAI(カイ)」がデビューしたので、そちらを試着してもらいました。エルゴとの違いや、多くのママたちに愛される理由を解き明かします!
根岸さん:わたし、実は抱っこひもデビューはビョルンのオリジナルだったんです。オシャレで感度の高いママ友たちから「最初の抱っこひもは、絶対ビョルンのオリジナルがおすすめ!」と猛プッシュされて。
石橋さん:ビョルン信者のママは本当に多いよね。ビョルン以外考えられない、といろんなアイテムを愛用している友達も多いよ。わたしは長く使えるものを…と考えて、エルゴにインサートをつけてが抱っこひもデビューだったなぁ。結局、三兄弟全員エルゴで育てたよ。
根岸さん:ビョルンって、何がすごいのか言葉にするのは難しいんだけど、とにかく乳幼児期はビョルンに頼りっぱなしだった。ぐずぐず泣いててもすぐに泣きやんだり、寝かしつけでもすんなり寝てくれたり。
石橋さん:「抱っこすると、泣き止む」って話はよく聞く。他の抱っこひもではなかなか聞かない話だから、ビョルンの不思議な魅力よね。
根岸さん:1歳過ぎた今、さすがにオリジナルは卒業したので、久しぶりのビョルンなの。KAIは、どうなんだろう?
根岸さん:早速つけてみますね。まずは腰ベルトをつけたら、頭から両肩ベルトを通す。子どもを抱っこしてキャリーの中に入れてバックルを閉めて…。
石橋さん:おしりを片手で支えながら、持ち上げた方の肩の調整ベルトをひとつずつ締めるといいよ。
根岸さん:ビョルンのバックルって、独自のものだよね。最初は「え〜こんな留め方なんだ!」って驚いた。KAIのバックルも、大きさや使いやすさ、そして安心感すべてが素晴らしい!
石橋さん:エルゴは子どもを抱いてキャリーに入れてから肩を通して背中バックルを留めるけど、ビョルンは腰+肩を装着してから、キャリーの前部分を包み込むように装着するって感じ。
根岸さん:背中からみたデザインは、ビョルンのが好みかな。スッキリしているよね。この腰バッグルも、カチン!とはめこんで留めるタイプではないので最初は戸惑うけど、しっかり安定感がある。
石橋さん:抱っこひものバッグルって、はめ込むタイプは割れたり…とか聞くなぁ。この両方の留め具を咬ませるタイプなら、劣化や故障も少なさそう。
根岸さん:フロントについている、スライド式のバックルの方も、すごいよ。カチン!とする刺激がなくって、使うママも抱っこされている子どもも、ストレスがゼロ!
石橋さん:なるほど! たしかにカチンとはめるバックルだと、絶対両手を必要とするもんね。片手ですんなりスッと留められるバックルの開発には、そんな信念があったんだぁ。子どもの安全を考えた優しい設計だね。
根岸さん:ビョルンの設計って、最初は「これ、一体どうやるんだ!?」って驚くけど、すぐに理解できるシンプルなものだよね。
石橋さん:ところでさ「日本人体型に合わせたモデル」ってことだけど、従来モデルと何が違うんだろう…?
根岸さん:おしりのこの部分とかが、ラウンドデザインかな? あとなんか、従来モデルより柔らかい…ような気が。
石橋さん:前のものが今ここにないから比べられないけど、ぴったり抱っこされている感じは伝わるね♡
石橋さん:うちはパパにも試着してもらったけど、感動していたよ。密着度が高い!って。あと、ママからパパ抱っこへの切り替えもスムーズで、サイズを調節するときも楽チンだった〜って。
根岸さん:新生児のときは、内側のファスナーでサイズを調節するんだね。付属品がなくて、わかりやすい。
石橋さん:足幅も、ファスナーで調節するんだね。ここもシンプル!
根岸さん:今回のメッシュデザインなら、密着度が高くても蒸れにくそう。メッシュの穴が、エルゴより大きい気が…。あと、メッシュの範囲が広い。
石橋さん:だから、軽い気もする!
根岸さん:実際の涼しさや蒸れにくさは、大差ないと思うけどね。
石橋さん:あ、そうだ。エルゴオムニ360と、ビョルンKAIと比べて1ヶ月使ってみたけれど、洗濯後の乾きの速さはビョルンに軍配が上がったよ。お天気が良い日は半日くらいで乾いたかな。
根岸さん:それは助かるね!
根岸さん:おんぶへの切り替えは、すっごく楽! くるりと子どもを回すだけで切り替えられるのって、かなり嬉しいよね。家事のときとか、外出先とかサッと切り替えたいシーンってたくさんあるし。
石橋さん:あと、これは声を大にして言いたいんだけど、ビョルンのいいところは、寝ちゃった子をそーっと下ろすことができるところなの!
根岸さん:それ、赤ちゃんのときによくやったなぁ。片手でバックルをそっとはずして、キャリーのフロント部分をぺろりと外せば、すんなりおろせるもんね。背中スイッチも作動せずに、寝かしつけ大成功!だったよ。
根岸さん:うちの子、オムニ360でもしてみたけど、本当に前抱っこが大好きなの。
石橋さん:前抱っこってわかったら、すごく嬉しそう!
根岸さん:装着手順は、普通の抱っこと変わらず…。うん、スムーズだね。
石橋さん:エルゴを長く愛用してきたわたしからすれば、前抱っこの機能は「あったら楽しいんだろうけど、なくても問題なかった」って感じ。でも、とっても喜んでるよね! 本当に抱っこが楽しそう!
根岸さん:わたしは前抱っこは必須項目だったなぁ。でも、1歳過ぎてここまで大きくなるとエルゴの前抱っこの方が安定している気がする…。おしり部分のデザインが多機能で厚みがあって、しっかりしていたから。エルゴは椅子に座らせるという感覚で、ビョルンは布で包みこんでいるって感じ。
石橋さん:うちの子は、ビョルンの前抱っこの方が密着度が高かった気がしたなぁ。大きくなってからだと手足をバッタバタ動かすだろうから、どちらの前抱っこがいいかは試してから決めた方がいいかもね。
根岸さん:シンプルだから、デザインは私好み! カラーバリエーションもそんなに多くはないけど、北欧ブランドらしいセンスのいいラインナップだし。
石橋さん:フロストグリーン、ビンテージローズ、グレージュとか、北欧っぽいよね。カラーもスモーキーだから、パパもいやがらなさそう。どんなファッションにも合いそうだし。秋冬はとくに、スモーキーカラーとの相性が良さそう♡
根岸さん:今回は寝なかったから出番がなかったけど、ヘッドサポートには、ONE+にはなかった調整用のベルトが追加されているらしい。ヘッドサポートも、従来モデルより長くなったのかな?ラウンド型になったんだって!
石橋さん:ビョルンのヘッドサポートは、前からしっかり長めだよね。寝ちゃったりしたときとか日よけサポートになるエルゴのフードがない分、ヘッドサポートでカバーしている感じ。カンカン照りの日とかは、エルゴのフードが欲しくなるなぁ。
根岸さん:うちの子はもう、寝ちゃった時の首カックンが気になる年頃は過ぎたけど、小さなベビーだと、このヘッドサポートは安心だね。
石橋さん:ビョルンは、ヘッドサポートを折り曲げて使うよね。KAIでは、折り曲げたときに戻りづらいよう改良されたらしい〜。
根岸さん:オリジナルを愛用していたときから、大きくなってまたビョルンを試してみて…。息子が生まれたときにKAIがデビューしていたら、これ一択だった! でも、今大きくなってからもう一度選ぶなら、多機能なエルゴのオムニ360かな。とにかく、大きくなる息子をどう負担なく抱っこできるか、が大事。
石橋さん:わたしは正直エルゴは長年使いまくっているから、次に選ぶならビョルンのKAIだなぁ。シンプル構造でお手入れが楽、ってのも使っていてすごくいいなぁと思った。
根岸さん:丸めて比べてみると、ビョルンがすこしだけコンパクトに見える。まぁそんなに大きな差はないけど…。
石橋さん:そうそう、今回の3作とは全然違うけど、ミニモンキーっていう抱っこひもも試してみたの! オランダ生まれのスリングで、最近日本でもちらほら見かけるよ。荷物が多いときとか、抱っこを卒業しつつある子の2本目として、超コンパクトで便利なの。普段はエルゴ愛用中だけど、三人目の子はまだまだ抱っこが必要だから、サブの抱っこひもとして、これはつい買っちゃった!
次回は、新作&メッシュつながりで、ミニモンキーをお試し。持っておいて損はない、新作抱っこひもの使い方といいところって? スリング派ではないなぁ…なんて思っているママたちにもぜひ読んでほしい、本音トークです!