代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
もうすぐ2018年もおわり。今年出産されたママ、子育て真っ只中のママは、どんな抱っこひもを買いましたか? 今年も、たくさんのブランドから新作が続々登場。なかでもママたちに最も売れた5アイテムを紹介します。
ランキングにしてみると、今年のトレンドの傾向が見えてきました。現在妊娠中のプレママも、来年使う抱っこひもの参考になればと思います♪
産後すぐにママたちが使うアイテムで、最も信頼度の高いものといったら「ベビービョルン」の抱っこひも。これまで、ビョルンの入門モデルとして、最もシンプルな使いやすさを誇っていたのがビョルンオリジナルというモデル。オリジナルは、新生児や小さなベビー向けに特化した抱っこひもで、インサートなしで使えるというもの。発売以来40年のロングセラーだったオリジナルが、なんと今年リニューアル! 「ベビーキャリアMINI」としてパワーアップしました。
MINI最大の特徴は、他の抱っこひもにはないセパレート構造。ベルトと本体が別構造なので、抱っこで寝たらそのまま赤ちゃんを抱っこひも本体ごとベッドにおろすことができます。ほかにも、睡眠時間がまばらな小さな赤ちゃんと、育児に不慣れなママ&パパたちが安心して使える構造が随所に!
スタンダードなコットン、柔らかな肌触りのジャージー、メッシュ素材のエアーなど、素材のバリエーションも豊富。カラーも、ビンテージインディゴやダスティピンク、グレージュなど、北欧ブランドらしい洗練されたスモーキーな風合いのものが。出産後抱っこひもに迷ったら、まずはMINIでデビューすれば間違いなしです。
アメリカ生まれの「ベコ」からは、抱っこひもとして超画期的な新機能のついた「ベコ8クール」がランクインしました。これまでベコと言えば、バタフライとジェミニという2モデル数が主流。テキスタイルがとにかく豊富で、他には絶対にない個性的なデザインも多く、他のママとはかぶりたくない!というママたちに人気でした。
今年発売になったベコ8クールの最大の特徴は、背面パネルのジッパーを開閉することで、3Dメッシュに切り替えられるという点! 赤ちゃんの背当て部分を、その日の気候によってコットン⇄メッシュへ着せ替えできちゃうんです。素材感で迷っているママたちにとって、これは大発明といってもいいかも。この他にはない驚きの構造が、じわじわと話題を呼びました。
また、3.2キロの新生児から20kgまでの長い使用期間もうれしいところ。前向き抱っこや腰抱きなど抱き方のバリエーションは4種類、クロス装着や背中側のバックサポーター付きなど、ママ&パパの負担を考えられたデザインにも感心です。まさに全ての抱っこひものいいとこどりをした新世代アイテムといってもいいかも!
育児をしていると、お出かけ以外でも抱っこのシーンがたくさん。例えば家事をしていたり、寝かしつけたいときだったり、シャワーを浴びるときだったり…。そんなチョイ抱きに適した「ミニモンキー」のアイテムが、今年は注目されました!
「ミニモンキー」は、オランダ生まれのスリングブランドで、スリングの利便性や機能性はそのままに、縦抱きを可能にしたもの。新生児から理想的なM字ポジションでの縦抱きができるのが最大の特徴です。スリングだとどうしても抱っこにコツが必要で、なかなか安定感がなさそう…というイメージがつきものですが、それらの点も難なく覆してくれます。
ウインドブレーカーの裏地の様なさらりとした生地感の「ミニスリング メッシュ」は、本体重量が175gと超軽量! 付属のポーチに収納すれば、高さ14cm、幅8cm、奥行き8cmと、世界一コンパクトな抱っこひもなのです。少しの間でも、親子に穏やかで幸せな時間を、をコンセプトに作られたスリング。世界25か国以上で愛されるスリングは、これからの育児の定番アイテムになりそうです。
抱っこひもブランドの王様、「エルゴ」を知らないママはいないはず。どのシリーズも比類なく売れ続けているのですが、なかでも今年は「OMNI360 COOL AIR」が頭ひとつ抜け出て売れていた印象でした。
ところでエルゴの人気シリーズ「adapt」と「OMNI」の違いって何? …と思っている方には 過去の比較記事 を読んでいただくとして、オムニの特徴は肉厚な肩&腰ベルト、人間工学に基づいた立体裁断と、成長に合わせたきめ細やかなサイズ調節などなど、列挙できないほど多岐にわたる機能性!
初期エルゴから愛されている部分はそのままに、どんどん機能性を追加し、常にバージョンアップ。オムニは現段階でエルゴ最上級モデルといえるでしょう。今年はトレンドの傾向から、メッシュ素材のCOOL AIRが売れ筋に。なかでも2018年10月に発売になった新カラー・オックスフォードブルーは人気でした。
ベビーキャリアMINIの人気に続いて「ベビービョルン」からは、日本人の体型や日本の気候に合わせて改良されたシリーズKAIの「ONE KAI Air」が堂々ラインクイン! 2018年3月にデビューしたONE KAI Airは、新機能を備えて瞬く間に売れ始めました。
今回加わった新機能はこんなもの。本体の中に芯が入っていたONE+に対して、ONE KAIでは頭部以外の芯地をなくし、新ラウンドデザインでさらにぴったりとした密着抱っこができるように。ONE+にはなかった、調整用のヘッドサポートベルトも追加。また、体格に差があるママ&パパが兼用で使いやすいように、肩紐のバランス比率を見直したことで、140〜150cmの方から180cmくらいの方まで快適に使えます。
素材感については、風を通す穴がさらに大きくなり、通気性がアップ。ショルダーベルトには、パッドに加え3Dメッシュが追加され、2種類のメッシュを使ってさらに快適に! 暑かった夏はもちろん、暖房が効いている屋内でも、抱っこひも内を最適な温度・湿度に保てます。抱っこをしていると、赤ちゃんとママはピッタリ密着しているので暑さやムレが気になるところ。そう考えると、抱っこひもは通年を通してメッシュの方がいいのかも。というわけで、暑かった季節はもちろん、季節を通して「ONE KAI Air」がたくさん売れた一年でした♪
思い起こすと、今年の夏は本当に暑かった! 一瞬で梅雨が明け、全国的な異様に暑い酷暑が続き、ときには40度超えの日も。赤ちゃんを抱っこしているママたちにはつらい気候だったのでは。そんななか、今年の傾向として現れたのが「素材感」。どのブランドでも“メッシュ素材”が優勢に!
夏だけでなく、高温多湿な気候の日本。通年を通して、気持ちのよいメッシュ素材のものがよく売れました。季節が冬に移った今でも、メッシュ素材の人気は続行中です。
今年は多くのブランドを通して、よりスタイリッシュなカラーリングが好まれた傾向も。原色のハッキリとした色合いでなく、グレージュやフロストグリーン、ミッドナイトブルーにオックスフォードブルーなど、清楚できれいな淡色が人気でした。
ちなみにカラー業界によると、2019年のトレンドカラーは「ミント」や「オレンジ」、「コーラル」などの元気なハーブ&ビタミン系だそう! 来年はどんなデザイン・機能・カラーリングの抱っこひもが登場してくるのか楽しみですね♪ 来年もたくさんの抱っこひもの話題をみなさんいお届けできればと思います!