代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
みなさん、こんにちは。ロシアンハーフ子育てに奮闘中の室伏真由子です。世の中は平成から令和に代わり、私の周りには「令和元年ベビー」を迎える予定のファミリーもちらほら。後輩が結婚・出産することも段々と増えてきて、妊娠や子育ての話をする機会も多いのですが、意外と知られていないのが赤ちゃんにNGの食べ物のこと。
2017年に、生後6ヵ月の赤ちゃんが、はちみつの摂取によって発症した乳児ボツリヌス症によって亡くなりました。私にとっては衝撃的な事件だったのですが、かく言う私も、妊娠するまでは、赤ちゃんにNGな食べ物は何か具体的には知りませんでした。両親学級に参加したり、母子手帳や育児雑誌に書いてあった情報を見たりして自ずと得た知識でした。「知らない」ということが命を落とすことに繋がるのだと考えると恐ろしいなと感じたことを思い出しました。
そこで今回は、赤ちゃんが「何ヶ月で」「どんなものが」食べられるようになるかということについて、我が家の離乳食の進め方と合わせてご紹介したいと思います!
離乳食スタートの時期は、だいたい5〜6ヵ月頃。1日1回食事を取り入れるゴックン期から始まります。赤ちゃんの発育状態の目安としてはこんなことができるようになってから。
・首が座っている
・支えてお座りができる
・食べ物に興味を示す
・口をチュクチュクと動かしている
・授乳感覚が3〜4時間おきになっている
息子のニコライも、生後6ヵ月で離乳食を開始! ミルク大好きっ子だったので、始めはスプーン1杯の10倍がゆ(ポタージュ状程度の柔らかさ)から始めて徐々に量を増やすようにしました。
この時期は、食材とお湯を混ぜてしっかりとすりつぶす必要があるので、調理をするママパパにとっては大変な時期。離乳食は作るのに時間と手間がかかるので、せっかく作ったのに食べてくれない息子を前に落ち込むこともありましたが、くよくよしている暇はありません。1週間分まとめて作り、製氷機などに入れて小分けにして冷凍するとラク。この時期は、野菜、果物、豆腐、しらすなども食べられます。試行錯誤しながら、少しずつ食材のレパートリーを増やしていきました。新しい食事を始めるときは、赤ちゃんの体調&機嫌が良く、何かあったら病院などへ行ける午前中にしたほうがいいかもしれません。
赤ちゃんは7〜8ヵ月頃になると上手にゴックンができるようになり、モグモグ期に移ります。1日の生活リズムが安定しくると、離乳食を1日2回にします。ごはんは7倍がゆで、他の食材は舌でつぶせる豆腐くらいの硬さもしくはみじん切りにします。この頃になると納豆、鶏ささみ、白身魚・赤身魚、卵黄、オクラも食べられるように。母乳やミルクは欲しがるだけ飲ませてあげて、離乳食が増えても赤ちゃんのペースに合わせてあげることが大切!
9〜11ヵ月頃になると口を閉じて上手に食べられるようになり、カミカミ期に移ります。1日3回離乳食を取り入れ、ごはんは5倍がゆ、食材は奥の歯茎でつぶせるバナナくらいの硬さ、もしくは3〜5mm角の大きさに切ります。醤油などの調味料も使えるようになりますが、薄味にしてなるべくだしや素材のうま味を感じられるものが◎。豚肉や牛肉、海藻、青魚、全卵、カキ、チーズ、キノコも食べられるようになります。
1〜1才半頃になると、舌がスムーズに動かせるようになって、パクパク期に突入します。1日3回に加えて1〜2回の補食を取り入れます。固形のものでも奥の歯茎でつぶせるようになるので、軟飯からごはんに移し、食材は肉団子くらいの硬さ、もしくは1cm角の大きさに切ります。手づかみできるようにスティック状にするのも良いです。蒸しパン、おから、ウインナー、ハム、あさり、かまぼこ、たけのこ、干ししいたけ、揚げ物なども食べられるようになります。この月齢になると、赤ちゃんが欲しがらなければ母乳やミルクを飲ませなくても大丈夫。自分で食べる!という感覚が育ってくる時期なので、これまでの「あ〜ん」から、自分食べ用のカトラリなどに切り替えても。
本や雑誌には「1才頃からは大人と同じ食べ物を欲しがるようになる」と書いてあるのをよく目にしました。実際に周りにもママパパと同じごはんを欲しがる赤ちゃんもいました。しかし、息子のニコライは私たちと同じものを欲しがることはあまり無かったです。色々な赤ちゃんがいるんだなぁと感じます。
赤ちゃんはの内臓はまだまだ発達途上にあり、大人と同じように食べると危険なものがあります。「知らないうちに食べさせていた」ということが無いように、しっかりと把握しておくことが大切です。
消化吸収機能が整っていないため1才未満の乳児には与えてはいけません。はちみつに含まれるボツリヌス菌芽胞が赤ちゃんの腸内で増殖し毒素を出します。死亡率は高くありませんが、重症化すると呼吸停止に至ることも。
大人でも食べ過ぎるとまれに下痢を起こします。乳幼児は少量でも中毒を起こす危険性があるため、3才頃までは与えないとされています。
離乳食期には、肉や魚は必ず加熱済のものを食べさせましょう。生魚は2才を過ぎてから。私自身、小学校高学年になるまでお寿司を食べて毎回下痢を起こしていたので、お腹の弱い子には注意。
ピーナツやアーモンド、おもちやこんにゃくゼリーは、そのまま与えると気管に詰まる恐れがあるので離乳食期の赤ちゃんには与えてはいけません。
また、絶対にダメ、とは言い切れませんが、「果汁」があまり良くないという意見も。例えば、昔は粉ミルクにビタミンCの添加が無く、生後2か月頃から果汁で補充するという考えがあったようですが、現在の粉ミルクには含まれています。果汁は甘みが強いので、高頻度で与えることは要注意です。
意識していないと、うっかり食べさせてしまいそうなものもあるのでは。家族で囲む食卓を、いつも笑顔あふれる楽しい場にするために、赤ちゃんの食の安全をしっかりと守っていきたいですね♪