代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
我が家の兄姉は5歳と3歳。保育園にも慣れ、いろいろなことに興味が出てくるように。まわりのお友だちも、すこしずつ習い事を開始している様子。しかし、ワーママだったり、普段からママのワンオペ家庭の場合、子どもの習い事をはじめるタイミングって難しいところ。
そんな我が家の5歳の兄と、3歳の妹が、ついに習い事をはじめました! それは、今話題の「カポエラ」。リズムや音楽にのって足技を繰り出す、ブラジルの格闘技。格闘技といっても、ダンスのような不思議もの…。今回は、我が家の兄姉がカポエラをはじめたきっかけやタイミングについていろいろご紹介します。
「カポエラ」を知ったのは、お兄ちゃんと同じクラスのママから、声をかけてもらったのがきっかけ。それまでなんとなく耳にしていたカポエラ。習っているよ〜なんて子の話も聞くことがあり、わたし自身も「どんなものなんだろう…」と興味半分。
たまたま仲良しのお友達兄弟もやっていたので、我が家の子どもたちにその話をしてみると「いくー!カポイラやってみる」と即答。
実は、3兄弟の1番下がまだ保育園に入って間もなかったのと、わたしも仕事復帰したばかりだったので、習い事には及び腰だったわたし。でも、子どもたちがやる気なんだし、ここがいいタイミングなのかもと決意! ある程度生活リズムが安定するまでは、パパも一緒に行ける月に1回、週末のカポイラを体験させていただきました。
カポエラでは体を動かすだけでなく、ブラジル出身の先生がきて、ポルトガル語を遊びながら学べるのもとても魅力的でした。合わせて、定期的に開催されるトランポリンのジャンピングも体験。カポエラを体験していくうちに、子どもたちの方から「今度は金曜日のカポイラに行きたい!」と言ってきたので、そのタイミングで週末の月1から、毎週通うようになりました。
何の習い事でも、まずは体験期間を設けてみるのが大事かも。子どものやる気を見たり、教室の雰囲気などを見たりしてから決めたいものです。
ちなみに、毎週金曜日の我が家のタイムスケジュールはこんな感じ↓
16:30 ママ帰宅
16:45 子どもたちを保育園にお迎え
17:00 夕食(前日に料理を仕込んで、すぐに出せるようにしてあります)
18:30 家を出る
18:40 カポエラ開始
19:30 おやつタイム
20:00 カポエラ終了
20:15 帰宅後すぐにお風呂に直行
20:30 ゆったりタイム
21:30 子どもたち就寝
結構ハードなタイムスケジュールなので、金曜日はバタバタ。でも、子どもたちはとても充実してる様子なので、頑張って通わせてよかったなぁと思っています。
カポエラとも言うことはありますが、正式にはカポエイラ【Capoeira】と言います。カポエイラとはブラジルの伝統的な格闘技で、ユネスコの世界無形文化遺産に認定されているスポーツ。もともとは、奴隷支配にあえぐ反逆者達が民族舞踊のように見せかけたのがはじまりとされています。
伝統楽器や音楽に合わせて、ダンスのような動きで上半身や下半身をまんべんなく使った挌闘技で、筋力や体幹が鍛えられ自己防衛にも役立つと言われています。カポエイラは格闘技ですが、相手を倒すことを目的としていません。
大切なのは相手と呼吸を合わせることで、調和が生まれること。カポエイラは、笑顔で楽しむ格闘技なのです。子どもたちが明るく、たくましく、やさしさを持ちながら成長できる格闘技です。
その日によってトレーニングのメニューは違いますが、まずは挨拶ではじまります。その後、体を温めるためにボール鬼をします。
ボール鬼とは鬼ごっこのルールですが、ボール(普通サイズ)を各自持っていて、鬼から逃げつつ鬼が投げるボール(野球のボールくらいのサイズ)をボールで跳ね返せばセーフ。もし当たってしまった場合は、壁逆立ち10秒。ゲーム感覚で楽しめて、ここまでは運動教室のようなかんじ。
身体が温まってきたところで、太鼓を叩いたときだけ、動けるだるまさんがころんだのトレーニング。
カポエラでは音楽もとても大切で、全てのレッスンにある訳ではないですが、曲を流したり、太鼓や手拍子などの不思議な空間で、子どもたちはとても楽しそうです。
その他にも四つ這い、片足立ち、逆立ちなどさまざまな態勢で四肢をコントロールするトレーニングをします。
トレーニングの最後も挨拶で終わり、おやつタイム♡ いっぱい動いたあとなので、子どもたちはお腹ぺこぺこ。その後時間があればドッチボールなどして子どもたちは交流を楽しんでいます。
あれだけ動いたのにドッチボールができるとか、本当に体力あるなぁとただただ感心。有り余る体力を習い事で発散して、楽しく時間を過ごせるようになってよかったと思います。
カポエラをやりはじめて約3ヵ月、お兄ちゃんは「もっと上手くなりたい!」と「みてみて!壁逆立ち、できてる?!」と寝る前に布団の上で技の練習をするように。ボールが顔にあたって泣いていた妹も、以前よりもかわせるようになり、ちょっとやそっとじゃ泣かなくなりました。
カポエイラを通して、思いっきり体を動かし、仲間と練習を重ねることで、だんだんとたくましく成長してるなと感じます。そして、なによりも子どもたち自身が毎週金曜日のカポエラをすごく楽しみにしていて、それが1番はじめて良かった理由。
これからも子どもたちには、どんどん新しいことにもチャレンジして、いろいろな経験をさせてあげたいなと思いました。皆さまもブラジルの武道「カポエラ」、機会があればぜひ一度体験してみてくださいね。