代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
出産前に用意しなければならないもののひとつに、チャイルドシートがあります。退院時、家まで赤ちゃんを連れて帰るときから使うので、妊娠中にチャイルドシートを購入しておく方は多いはずです。
いろいろと調べていたところ一目惚れしたのが、ベビーカー&チャイルドシートの一体型モビリティ「doona(ドゥーナ)」。なかなか目にすることのないイスラエルのブランドで、blossom39ではオンライン限定の商品。一度、街中で車からさっとドゥーナを出し、そのままベビーカーとして押しているママに遭遇して衝撃を受けてからずっと気になっていたアイテムでした。一体どんなものなのか、使い心地はどうなのか、実際にどうしても触れてみたい!と思い、使ってみることに。
約3ヶ月使ってみて、結論から言うと「車移動をするベビーは、全員doonaにするべき!」と言ってまわりたいくらいの使い勝手の良さでした。これまでどうしてこんなに便利なアイテムがなかったんだろう…、なぜ日本ではまだみんなdoonaを使っていないんだろう…と、すっかりdoonaのトリコに! 今回はそんなdoonaの魅力をお伝えします。
これまで長男・次男で何台ものベビーカーを試してきたわたし。走行性が抜群で多機能なものだったり、軽量で収納性が良くコンパクトなものだったり…、そのいずれも、しっかりと説明書を読んだり、ショップスタッフに使い方を教えてもらっていました。でも、いざ折りたたんだり、リクライニングにしたりするときに「あれ?どこをどう動かすんだっけ」などと一瞬戸惑うことも。
doonaは、面倒で難しい組み立て作業や操作がありません。説明書もついていますが、難しい操作が一切ないので、使い方は公式サイトなどに載っている動画を見れば一発でわかります。届いたdoonaをはじめてみた感想は「シンプルで洗練されている!」ということ。レバーやボタン、ブレーキペダルなど、操作したことがない人でも分かるデザインに感動しました。届く前からサイトや動画などをみて予習していたわたしはともかく、はじめて本体を見るパパやおじいちゃん、おばあちゃんもすぐに操作を理解できました。
本体は、「チャイルドシートに脚が付いた」というのがぴったりな見た目。対面押しのみで、使用月齢は新生児〜体重13キロの乳幼児まで。シェル型のシートにすっぽりと子どもを座らせるイメージで、しっかりとズレなく固定して載せることができます。新生児〜3ヶ月くらいまではインサートもついており、小さな赤ちゃんでも安定感があります。
はじめて息子をdoonaに乗せたのは、生後1週間の退院時! 赤ちゃんを包みこむようなシートの設計と、肉厚クッションで、生まれたばかりの赤ちゃんを乗せても不安なところは一切なし。すっぽりと包まれて、あっという間にすやすや眠ってくれました。
また、5点ハーネス付きなのでしっかりと体を固定。ハーネスの長さも、赤ちゃんの足元のベルトを引っ張ることですぐに変えられるので、いつでもベストな長さで装着させられます。
赤ちゃんとの車でのおでかけを想像してみてください。車に赤ちゃんを乗せるときは、まず乗せていたベビーカーから赤ちゃんをおろしてチャイルドシートに乗せ、ベビーカーをたたみ、トランクに積み込みます。車から降りるときには、ベビーカーを広げて用意して、チャイルドシートから赤ちゃんをおろして、ベビーカーに乗せる…。これって、結構ホネが折れる動作。赤ちゃんが機嫌よく眠っていてくれているのに乗せ降ろしをしなければならなかったり、狭い駐車場などでベビーカーを広げたりたたんだりするのも一苦労。ベビーカーでトランクの場所も取ってしまいます。
doonaは、ベビーカーとして使用していた本体の脚部分を折りたたむだけで、チャイルドシートに変身。そのまま赤ちゃんを動かすことなく、すんなりと車に乗せることができます。脚の折りたたみは、大きく分けて3ステップ。
慣れれば10秒ほどで完了するので、一瞬のうちにベビーカー⇄チャイルドシートにトランスフォームすることができます。
チャイルドシートはシートベルトによる固定ももちろんできますが、せっかく使いやすいdoonaにしたのだから、車に乗せるときにもさっと乗せ降ろしがしたい! 今回はより利便性が高いISOFIXを使用してdoonaを車に積み込むことに。この手順もとっても簡単でした。
ベビーカーとチャイルドシート2台を購入することなく、モビリティの良さに感動したのはもちろんですが、使ってみないとわからなかったdoonaの良さはほかにもありました。
ハンドルは2段階に調整できるのですが、短くすると5歳・7歳のお兄ちゃんたちが押すのにぴったりの位置に! シングルタイヤの押し心地・小回りの良さも抜群なので、子どもが操作してもグラついたりすることなく安定して押せていました。doonaでお散歩するときには「僕が押す!」とお兄ちゃんたちも大喜び。これは思わぬ利点でした♪
出先でご飯を食べたりお茶をするときには、そのままママたちの横にdoonaを置いてもぴったりの高さ。これって意外と他のベビーカーだと難しく、ママたちの椅子よりもシートが低くなってしまったり、大人の椅子一脚分よりも幅をとるのでテーブルにつけられなかったり…。
doonaに乗せたまま何度か食事に行きましたが、いずれも大人の椅子を一脚抜いて、その場所にdoonaを置かせてもらえば省スペース! ママたちとの目線とも合うので、親子ともに安心した時間を過ごせました。
しばらく使うと気になってくるのが、お手入れ。特に赤ちゃんを毎日のように乗せているシートや、キャノピーなどは洗濯して清潔を保ちたいもの。シートやキャノピーについては、丸洗いできるベビーカーが多いのですが、感動したのはキャノピーの取り外し! 本体の穴に差し込まれているホックを手で外していくだけ。洗濯してからまた装着するときにも、迷うことなく一瞬でつけられました。
とにかく移動が多い我が家。5歳・7歳のお兄ちゃんたちはもう自分でしっかり歩いてくれますが、3人連れのお出かけは荷物が多いもの。doonaはバスケットが搭載されておらず、その代わりにハンドルやシート背面につけるバッグをお好みでカスタマイズできます。レインカバーやサンシェード、モスキートネットなど、細かいアクセサリーのラインナップも豊富。これから荷物が多くなったり、季節が変わったりするごとに、使いやすくカスタマイズしていくのもとっても楽しみです。また、米国・欧州では航空機の機内使用認可も取得済みとか。旅先に持っていって、レンタカーなどに乗せる際にもdoona一台で良さそうです♪
実は我が家は、2020年3月末に発売されたyoyo2も購入済みで、doonaと二台持ち。yoyoはとにかくコンパクトになり、狭い自宅の玄関でも置けるのがいいところ。車に乗らない日、折りたたみが必要そうな場所に出かける場合などはyoyoに乗せたりして、doonaと使い分けしています。