代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
ベビーの街・代官山をはじめ、全国に店舗を構えるセレクトショップ「blossom39」では、今年最も売れたベビーカー&抱っこひもを総まとめ。2020年、街なかでよく見かけたオシャレなベビーカーや抱っこひもはどんなもの?
今回は、今年の売れ筋抱っこひもを、ランキング形式でご紹介します。あなたの持っているアイテムは入っていますか?
エルゴベビーで人気を集める「ADAPT(アダプト)」と「360(スリーシックスティ)」。その両方の特徴を兼ね備えた「OMNI360(オムニ360)」のメッシュ素材が、「OMNI360クールエア」です。今年、店頭でもっとも売れた抱っこひもと言ってよいでしょう。
オムニ360最大の特徴は、抱っこされた赤ちゃんの座り姿勢や体型を研究した、超立体裁断&縫製! インサートなしで新生児から使用可能なのはもちろんのこと、大きくなってからもずっと負担なく使えるので、これさえ買っておけば間違いないというアイテムです。
OMNI360クールエアを愛用しているママさんたちからは、「パパやママの身体の負担が少ない!長時間抱っこも苦にならない」という声や、「他ブランドの抱っこひもを使っているママ友は、子どもが大きくなって重くなるのでヒップシート購入を迷っていましたが、OMNI360クールエアなら深くしっかり安定して座れてママの負担も少ないので、うちはこれひとつで満足♪」との声が。
新生児期から、抱っこ卒業まで長く愛用できる点が支持され、エルゴではもっとも売れているモデルとなりました。店頭で売れるということは、試着して納得し、気に入って購入されていく方が多いということ。たくさん見て迷っても、最終的にはOMNI360クールエアで、という結論を出すパパママが多かったように思います。
ストッケの抱っこひもは、エルゴやビョルンなどと比べるとまだまだ知名度的に低いのが正直なところ。ただ、知る人ぞ知るアイテムといった感じで、センスの良いママ&パパに選ばれ、支持され続けています。
その理由のひとつは、ソフトな付け心地で優しいフィット感があること。テキスタイルにはオーガニックコットンを採用しており、有害な化学物質や刺激の強い染料を使用していません。飽きのこないシンプルなカラーリングに、ストッケが得意とするスタイリッシュなスカンジナビアデザインがキラリと光ります。
ちなみに、ストッケの抱っこひもは、ペアレントハーネスと呼ばれるハーネスに、抱っこのときはフロントキャリア、おんぶのときはバッグキャリアを装着するという仕様。追加の購入もできますが、最初からこの両方がセットになっているストッケ マイキャリア フロント&バックが人気でした。人と違うものがいい、スタイリッシュなデザインの抱っこひもを探している、抱っことおんぶ切り替えでより専門性が高いデザインのものが欲しい、というママ&パパにぴったりのアイテムです。
セカンドベビーカーと同じく、セカンドベビーキャリア=2本目の抱っこひもを探している方って案外多いもの。というのも、抱っこが必要な年齢って実は長く、しかし抱っこの頻度は成長に応じて減ってくるので、子どもの成長や使用シーンに合ったものを2本持っておくととっても便利!
新生児期から抱っこがもっとも多いあんよまでの時期は、多機能で細かな調節可能な1本でパパと兼用。歩き出して外出時の抱っこひも使用が未確定な時期は、軽くてコンパクトになる1本を持ち歩き。両極端な2本を使い分けしたい、というのがママたちの本音のようです。
そんなセカンドベビーキャリアの定番として、blossom39で長年売れ続けているのがボバエアー。ウインドブレーカーのような質感のハイテクナイロン生地を使用した、390gと超軽量の抱っこひも。抱っこひもと収納ポーチが一体になっているのでくるくると丸めて収納性も◎!
ロングセラーアイテムなのですが、ショルダーパッドがメッシュ素材になったり、膝裏部分にクッションを搭載したりと、より快適にリニューアル。お値段もお手頃なので、ぜひひとつ持っておいて損はないアイテムです。
ボバエアーと同じく、セカンドベビーキャリアとして爆発的人気を博したのが、ミニモンキーのミニスリングメッシュ。真夏の暑い日の抱っこや、家事中のサッと抱き、お風呂やプールでも使えるアイテムとして、今年は売れに売れました。
スリングというと、やさしく包み込まれる安定感やパパやママとの密着感が特徴ですが、多機能抱っこひもと比べてしまうと、少し心もとないもの。ミニモンキーのスリングは、両膝と股関節がしっかりとM字開脚の状態を保ちながら、縦抱きや腰抱きができる画期的なスリング! 赤ちゃんの滑り落ちを防ぐ「セーフティーストラップ」や、首元をホールドする役割のクリップが、装着の不安を解消してくれます。そして、なんといっても世界最軽量の175g! たたむと手のひらに収まるほど、超コンパクト(高さ14cm、幅8cm、奥行き8cm)です。
実際にミニモンキーを購入したママたちからは「荷物が多いおでかけ時、軽くてコンパクトなのでとっても助かっています」、「洗濯物を干すとき、掃除をするとき、家のなかでサッと抱っこするシーンでも一瞬で抱っこできて便利!」などの声が。
これまでホワイトとブラックのみのラインナップでしたが、最近グレーやグリーンが登場して、バリエーションも豊富に♡ お値段もお手頃なので、来年も売れ続けるアイテムになりそうです。
今年、店頭とオンライン含めてたくさん売れたのは、ベビービョルンのONE KAI Air! ビョルンの抱っこひもは、新生児期の抱っこに特化にしたMINI、中間モデルのMOVE、日本人体型に合わせてデザインされたロングユースモデルのONE KAI(ワンカイ)の3シリーズ。ワンカイは、随所に細やかな気配りを持った、日本人向けモデル。それぞれのシリーズでいろいろな素材のモデルを出しており、ONE KAI Airは、ワンカイのメッシュ素材です。
ちなみに、高温多湿の暑い夏だけでなく、蒸れやすい冬にもメッシュ素材はおすすめ。メッシュ素材の抱っこひもは他ブランドでも一年中売れていますが、背面だけなどではなく、総メッシュなのがビョルンの特徴。風を通す穴はさらに大きくリニューアルし、通気性がアップ。さらにショルダーベルトには、パッドに加え3Dメッシュが追加されました。
ビョルンの抱っこひもが他ブランドと違って選ばれている点は、デザインやバックル、すべてが独自仕様でビョルンのオリジナルというところ。そのため、初めてビョルンに触れる方にはすこし戸惑いがありますが、その使いやすさは感動モノです。全体的に柔らかくまるいラウンドデザインが赤ちゃん身体の丸みに沿うため、ぴったりと密着して心地よい抱っこ姿勢になります。
調節幅も広がり、140〜150cmの方から180cmまで、体格差のあるママやパパでも兼用が可能。ラインナップはブラックやシルバーのほか、ビョルンの得意とするくすみかかったピンクや落ち着いたスレートブルー、墨に似たシックなアンスラサイトなど。いずれもムラなく売れ、どれも人気なカラーでした。
日本人体型によせて考えられ、日本の気候にぴったりのONE KAI Air。ずっと愛されるベビービョルンの定番アイテムになりそうです。
ちなみにONE KAI Airは去年の2位から売り上げを安定的に伸ばして1位にランクイン。ミニモンキーのミニスリング メッシュも、4位から2位へとランクアップしました。今年は売れ筋アイテム上位5位がすべて違うブランドで、抱っこひも選びも多様性が出ているなという印象。
来年も、たくさんのママ&パパたちにぴったり合う一本を揃えるべく、いろいろな抱っこひもをご紹介できればと思います♪