代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
公園遊びに付き合うママさん、パパさん、今日もおつかれさまです。よちよちと歩けるようになると、公園遊びの幅が広がりますよね。滑り台や赤ちゃん用ブランコ、ボール遊びなど、体を使っていろいろな遊びをしていると思います。我が子も晴れた日は毎日のように公園遊びを楽しんでいます。が、追いかけるだけで母はヘトヘト…。
ところで私、砂場遊びが好きなんです。何がいいって、こちらは基本的に座って子どもをみていられること! 最近はガード(柵)がついているお砂場が多いので、ボールの衝突、突然の脱走などを気にせず、安心して子どもを遊ばせることができます。そんなお砂場遊びですが、実は赤ちゃんの成長に寄り添う要素がたくさん。
今回は、月齢・年齢に沿ったお砂場での遊び方をご紹介します♪
おすわりをするようになったくらいから、お砂場デビューが可能。最初は砂の上に座らせているだけでオーケー。ママの抱っこやお膝の上、ベビーカーからおりて、安全な場所から公園と友達を観察するのにも、お砂場はうってつけの場所です。
きれいな赤ちゃんを砂場にドン!と座らせるのは、第一子のときはなんだかすこし抵抗がありましたが、それも一瞬のこと。お砂場遊び用のプレイウェアがあると、洋服の上からさっと着せられて便利♪ 赤ちゃんは、硬い床ややわらかなクッションとはまた違う感覚で、砂の上に座ることで身体のバランスを整えているように思います。
公園に慣れたら、砂をさわってみる赤ちゃんを見守りましょう。まずは両手でお砂をぎゅっとにぎって離す、にぎって離す…の繰り返し。自分の手のひらから流れ出る砂の感触にハマって、何度も同じ動作を繰り返していました。
頭の上で両手を広げて、豪快に砂を被ってしまうことも…。また、急に疲れるのか、砂場でゴロンとねっころがったり、砂の中に突っ伏したり。その度にギョッとしますが、お砂場エリアは公園の他の場所よりは衛生的だと考えてぐっと堪えていました。歩き始めの時期は、ガードをつたってゆっくり歩いてみたりして歩く練習にも。砂場の中は「体験」がいっぱいです!
じっと座って一箇所で遊べるようになると、いろいろなことが気になるように。お友達が作っている大きなお山、お兄ちゃんが作ったお砂のカップケーキ…。砂場に慣れてきたら、それらを無慈悲に壊しにいくのが初めての仕事。
お友達の作品を壊すのは可哀想なので、ママは穴を掘ったりお山を作ったり、容器に砂を入れて型抜きしたものを延々と並べたりして、おもてなし。そっとさわったり、パシッと叩いてみたりして、子どもは面白がってそれらを壊していきます。キャラクターや動物・乗り物の型抜きおもちゃが大活躍。キュッと砂を詰めて並べて形作る様子をみて、砂の操り方を観察しているように思います。
お友達やママが砂で遊んでいる様子をみて、自分も道具を使いたくなってきます。1歳半頃を過ぎると、離乳食でもカトラリーを使いこなせるようになってくるので、スコップですくったり、パケツに砂をためては出したり、と、道具を使って砂を楽しむことを始めます。
まるで何かの職人さんかのようにずっとスコップで砂をすくい続ける…なんて日も。我が家はにぎりやすく、すくいやすい硬めのスコップを購入しました。スコップの形状によって上手に使い子なせなかったり、あまり柔らかいものだと砂に入れたときに曲がりやすく、すぐに壊れてしまったりするので、そういったことも考えて道具を選んでみて。バケツにスコップ、砂ふるいやじょうろなどなど、子ども専用のお砂場セットはひとつ持っておくべきです。
でも、どうしてもヒトのものが気になったりするのが人間の性。似たようなものなのに、お友達のを使いたい!と取りに行ってしまったり…。「貸して」「どうぞ」「ありがとう」などを少しずつ教えながら、社会性を身につけてくれる時期なのかなと思います。
すでに小学生に上がった長男・次男も、砂遊びが大好きな子たちでした。友達が集まれば相談して大きな山や川を作って水を流してみたり、ひとりで黙々と何時間も同じ泥だんごを丸めて磨いていたり…。仲間と協力できたり、手先が器用になったりすると、砂場での世界はまたグッと広がります。草花や木の実を持ってきて料理のまねごとをしたり、お砂場はおままごとにもうってつけの場所です。
砂で一からモノを作り上げる楽しさや喜び、それを小さな子に壊されたりする儚さなど、子どもは砂場でいろいろなことを経験して、たくさんの気持ちをシェアしてきたように思います。小さなお砂場ひとつが、子どもの成長を見守り助けてくれる場所に。
公園遊びに付き添うママやパパも、追いかけまわしたりブランコを押し続けたりするよりは体力の消耗が少ないので、ゆったりとした気分でお砂場遊びを楽しんでくださいね♪