代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
我が家は中1女子、年長女子、未就園児男子の3人きょうだい。年齢が離れているので、生活スタイルもきょうだいそれぞれ。日中の過ごし方はみんな違いますが、平日の基本的なルーティーンは、全員7時起床、21時就寝がルールです。休日前は、23時までに布団に入るように。
末っ子長男を含めての寝かしつけは、最近ようやく「小さな頃よりラクになったなぁ」と感じるように。子どもたちが寝静まった夜に自分の時間がとれるようになってきたので、子育てもひと段落なのかなと思います。
今回は、個性それぞれ、我が家の3きょうだいの寝かしつけについてお話しします。
長女は朝早くから夕方遅くまで保育園育ち。毎日通園して規則正しい生活を送り、定時にお昼寝をさせてもらっていたので、生活リズムは整っていたように思います。また、寝ることが元々好きな子だったので、特にこれといった寝かしつけ術はなし!
まだ第一子だったということもあり、リビングの隣にベッドを置いて大人の生活スペースと近くてお世話がしやすいように。夜、絵本を1冊読んだあとは、ベッドに置いて、薄暗くしながら私は残りの家事。そのうちにいつのま間にか寝ている…というのが日常でした。仕事と家事の両立で、一緒の横になっての寝かしつけにいつも間に合わず申し訳ない気持ちと、すんなりひとりで寝てくれて助かる!という気持ちと半々な日々でした。
下の子どもがいなかったりすると、きょうだい揃って寝かしつけをする必要がないし、ある程度大人の都合に合わせてもらって生活を送れます。リビング横にベビーベッドを置いていた生活は、うちにはベストだったかも! リビングや和室などに置けるベビーベッドやクッション、ベビーロッカーなどのアイテムも役に立つと思います。
これまで寝かしつけに悩んだことのない私が、寝かしつけ術に悩み始めたのは次女の時。まぁ〜本っ当に、新生児の頃から寝ない子でした。
もしかしたらどこかおかしいのではないかと不安になったり、朝早く起こして(というか勝手に起きる)めいっぱい朝日を浴び、疲れはてるまで1日外遊びをし、昼寝は夜に備えて短めに、寝る部屋は真っ暗にし、身体に覚えさせる……などなど、日中からいろいろな工夫をして頑張ってみました。でも、抱かなきゃ寝ないうえに、寝るまで平均3時間抱っこすることも。こうなると家のなかでも抱っこひもは寝かしつけの必須アイテムでした。抱っこひもの中に次女を入れ、朝日をみた日も多々……。今思い出しても、寝不足で辛い毎日でした。
「赤ちゃんって夜寝ないということが当たり前なんだ!」と次女ではじめて気づいた私。いくら、「今だけのこと」「大きくなるにつれて睡眠時間も長くなるだろう」と思ったり慰められたりしても、睡眠不足の毎日ではしんどいものがありました。
そんなショートスリーパー次女への寝かしつけへの意識が変わったのは、幼稚園入園する1年前のこと。その時の私は長男妊娠中だったこともあり、「別に、寝なきゃ死ぬわけじゃないよね?」って突然思ったんです。寝かしつけを諦めるというよりも、無理に寝かせてお互い疲れるくらいなら充電切れになるまでとことん遊ばせちゃおう!と、規則正しい就寝時間を撤廃しました。こっちの身が保たなくて。
次女自身が「限界だよ、眠いよ、お布団行こう……」と言うまで、私の家事中、夜はリビングで遊んでもらうことに。でも、ルールはあって、「ママとパパは一緒に遊べないこと」、「静かに遊べないならお布団に入ってもらうよ」を約束。1人で夜遊んでいてもつまらないんだなって感じてもらうためだったり、寝ている長女の事も考慮して、この二つを決めました。
夕飯やお風呂を終え、長女はすでに夢のなかなのに、次女は家事をしている私の横で遊ぶ日々。昼寝時間を失敗した日なんかは深夜まで! それでも翌朝、朝早くシャキッと起きてきます。とにかく毎日楽しく元気そうな娘の姿を見て、「夜は寝かせないと!」と焦っているのは大人だけなのかな、なんて思ったりもしました。
長男は暗くなれば寝てくれちゃうのと、自分の限界がきたら勝手に布団に行って寝てくれる日もあります。さすがの末っ子!
我が家の夜は、全員で21時にお布団に入ったら、絵本を平均5冊読んで、長男が寝ていれば寝かしつけ完了。絵本も電気をつけて読むのではなく、電気を完全に消して、携帯アプリえほんひろばを活用しています。もちろん、冊子を持ってきて読んでほしいと言われれば1冊ずつ読みますが、基本スタイルはずっとこれ。絵本を読みながら布団にしばらくいると、ショートスリーパー次女も、年少の頃から徐々に眠れるようになりました。長くかかりましたが、根気よく入眠ルーティーンである絵本読みを続けてきてよかったと思います。
また、ママ友などと話していると、子どもにとって大事な入眠アイテムってあるよう。例えば赤ちゃんのときから愛用しているおくるみだったり、ぬいぐるみだったり、ママのお洋服だったりする子も! 眠りのおともにしているアイテムが見つかると、安心して寝かしつけられる子も多いようです。
休日前、「明日お休みだからまだ遊べるよね!?」なんて目をキラキラさせている子どもたち。平日であっても、その日あった出来事や気持ちのコンディションで「ママの隣で寝たい」とか、「手繋いで」とか、「話聞いて」なんて日が子どもにはありますよね。もちろんそんな日は、就寝時間を撤廃して気持ちがおさまるまで布団で話をしたりもします。子どもへの臨機応変な対応は忘れずに心がけていることです。
一方で、3人の子育てを続けてきた私にとって、夜の一人の時間ってとっても大事。だから、夜は少しでも早く寝ついてほしいのが、正直なところ本音です。最近やっと夜子どもたちが寝たあと、自分の時間がつくりやすく楽になりました。母親にとって、1人の人間に戻れる時間だったり、なーんにも考えず無の時間って本当に大切だと考えます。
時間ギチギチだと本末転倒でお互い苦痛になる、ということを次女の寝かしつけで痛感している私。楽しかった1日、バタバタと急かして布団に入るよりも、ゆったりとした気分で眠りについてほしいもの。「寝かさなきゃ!」という気持ちに追われないように、楽しんで1日を終えたいですね。