代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
約10年前からベビービョルンファンの私。長男出産時にオリジナルというビョルンの抱っこひもに出会ってから、ずっとベビービョルンとともに子育てをしてきました。これまで、MINI、MOVE、ONE KAIシリーズを使い倒してきており、それぞれの良さを存分に知っています。
今回、新たなシリーズ「HARMONY」が登場したとのことで、早速お試しさせてもらうことに。実はこのHARMONY、2021年秋頃の一般発売を前に、全国のblossom39で先行発売中! どこよりも早く、HARMONYの魅力をお伝えします♪
新しい抱っこひもやベビーカーが出るのは嬉しい報せですが、「一体今までのアイテムとどう違うの?」「どちらのどこがどういいの?違いは?」と混乱しますよね。
これまでベビービョルンでラインナップされていた抱っこひもは、ONE KAI(ONE KAI/ONE KAI Air)、MOVEエアリーメッシュ、MINI(MINI/MINI Air/MINI3Dジャージー)の3シリーズ6タイプ。わたしのなかではMINIシリーズが新生児期に特化したもの、ONE KAIがハイエンドモデル、MOVEがその中間に焦点をあてたシリーズというイメージ。それぞれの良さがあるなか、さらに新シリーズ登場ということは、これ以上どう進化しようがあるのだろう…?と半信半疑でしたが、…あったんです!
今回は、ビョルンのなかでも使用可能期間が長く(新生児から3歳15kgまで)日本人の体型に合わせて作られた最高峰モデルのONE KAIからどう進化したのか、細かく比べてみました♪
ビョルンといえば、ママはもちろんパパからの信頼も厚いブランド。さすがの北欧スウェーデン生まれ、シンプルのなかに洗練されたデザインが光ります。人間工学に基づいた設計は、赤ちゃんの快適さや安全性はもとより、「両親の生活をより楽にすること」をコンセプトとしているのです。
早速届いたハーモニーを、これまでのビョルンの抱っこひもと並べて比べてみたところ、大きな見た目の違いと言ったら、肩&腰のクッション! でも、多機能になったという割にはスッキリしているような…? じっくり触って、ひとつひとつ細かく比べてみます。
まず、全体的にふんわりとボリュームがある気がしました。でも、持つとふわっと軽い♪ フルメッシュ素材なので、見た目の割に重みは感じません。広げて見てみると、肩ストラップのクッションの厚みがアップしている! どうしても肩への荷重はさけられないので、このクッションはその負担を和らげてくれそう。触ってみると適度な弾力とふわふわで柔らかい。
ワンカイの肩ストラップと比べるとこんな感じ。厚みは増したものの、幅はすこし狭くなったような? このワンカイの肩ストラップはクッション性がありながらもアウターに響かず好きだったのですが、ハーモニーの方が肩への負担は軽そう。
そして何より、中央部分にステッチが施されているのが大きな特徴。このステッチは、クッションのズレ防止のためなんだそう。このステッチのおかげなのか、ちょっぴりなで肩気味のわたしでも肩かにフィットして、安定感が増しました。
また、クッションが厚いとなると見た目が心配なところですが、装着してみると、野暮ったさはなくスッキリ。おそらく、このステッチが効いているおかげ! 夏はノースリーブを着ることも多いですが、ステッチ入りだと通気性も良いような気がします。
また、腰ベルトにも大きなポイントが。背中全体を覆うサポート付きのムーブに慣れていたので、肩〜腰の負担はムーブが一番少ないのでは?と思っていたのですが、ハーモニーは別角度から腰のサポートをアプローチ。腰部分のバッグルに、「当て」となるクッションがついています。
ちなみに、このクッションを見たときに「後ろ姿はどんな感じになるんだろう?」と心配だったのですが、こんな感じに(写真左)。正直、どのシリーズが背中(腰周り)をカバーしてくれるのかといったら、ムーブ(写真右下)に軍配があがると思いますが、腰への負担を考えるとハーモニーも十分に優秀! このクッション、ぽてっとしているのかなぁと思ったけれど、つけてみたら全然気になりませんでした!
次に、実際に装着してみて感じたのは「スッキリして見える」ということ。またまたこの謎をわたしなりに探ってみたところ……、赤ちゃんの脇腹あたりにくるセーフティーバックルがワンサイズ小さくなったことに気がつきました! しかも、そのバックル位置にもすこし変化が。
背当て部分にセーフティーバックルが付いているデザインのワンカイエアーに対して、ハーモニーは、「セーフティーバックル部分がちょっとだけ独立している」んです。そして、このバックルが一回りくらい、小さくなっている! これがこれまでのシリーズとの大きな違い!
ちなみに、頭の周辺にくるヘッドサポートバックルはワンカイエアーと同じ大きさでした。
ここまではパパママへの負担減やデザインの違いを挙げてきましたが、「ベビービョルン史上最も快適」と言われる所以は他にもあります。
本国のオフィシャルインスタグラムアカウントでも「Baby Carrier Harmony is designed with care in every detail(抱っこひもハーモニーは、あらゆる細部に配慮したデザイン)」とあるように、ハーモニーはありとあらゆる細部にこだわったデザインなのです。
ビョルンの抱っこひもは総じて、ヘッドサポート部分を折り返すことで赤ちゃんの頭周りを支えるデザイン。この折りたたむだけというところが、時に不安定に感じることも…。ハーモニーはヘッドサポート部分の調節がボタンになったので、ピタッと留めることができます。しかも2段階の調節付き。
対面抱っこのときは上のボタン、前向き抱っこのときは下のボタンを使うことで、赤ちゃんがしっかりと頭を出すことができます。寝てしまったときなどは全部伸ばして胸もとで赤ちゃんの顔を見ながら(顎がすこし上がっている状態で)後頭部を包み込むことができます。
総メッシュの抱っこひもはもはや珍しくないのですが、今回のハーモニーは3Dメッシュ構造。背当てのメッシュの中心は柔らかく、淵の部分はしっかりとしたメッシュになっています。特に暑さや蒸れが気になる中心部は、赤ちゃんの洋服が薄く透けて見えるほど! これは通気性が良いに決まってる!
また、赤ちゃんの顔がくるヘッドサポートの裏側にはジャージ素材を採用。ふんわり柔らかく、心地よく顔と頭周りを包み込んでくれます。
抱っこした状態の写真を撮ってもらって気がついたのですが、おしりをまるく包み込み、座るような姿勢での抱っこができていました。長時間抱っこでもお互いが苦にならないというのはこの抱き姿勢にポイントがあるのかも。成長に応じて高さ調整や脚用ファスナーの調節ができるのはワンカイから引き継いでいるので、赤ちゃんの今の大きさや気分、好みにあったポジションを保つことができます。
いや〜、あたらめてハーモニーの特徴をまとめてみると盛りだくさんですごい! これが「あらゆる細部にまで配慮したデザイン」ということなんですね。進化を続けるベビービョルンにますます惚れ込みました。
わたしはビョルンが育児において掲げているモットーやブランドのコンセプトが好きなのですが、特に共感をしたのは「本当に役立ち、長く使える丈夫な製品をいくつかだけ揃えるべき」というところ。他シリーズにくわえて、ハーモニーはたくさんの両親に長く愛される抱っこひもになること間違い無し♡ みなさんの育児も、信頼できる心強いアイテムとともにありますように!